インディ365?

JAPANESE "POEMU" VOMIT FROM INDIANA.

「まだ、4曲目である」

今年は作詞家の松本隆を雑誌やテレビでよく目にする。

直近では松田聖子の新曲「永遠のもっと果てまで」発売が話題だろうか。

8月には活動45周年を記念し、歌詞を提供したアーティストを招いたライブを開催している。

読売新聞9月3日の夕刊に、こんなライブ評があった。

音楽は数十年の時を一気に超える。太田裕美が「木綿のハンカチーフ」を変わらぬ優しい歌声で披露すると、涙を拭う観客がいた。まだ、4曲目である。

よくある使い方だと思う。

「まだ本人が登場していないのに」「まだ開演前なのに」

けれどこの文章のリズムのなかに挟む「まだ〜」は、格別に心地よい。